入間市の武蔵藤沢の整体院グリーンです。
四十肩・五十肩とは、正式名は肩関節周囲炎という病名です。名前の通り、肩関節の周囲の筋や組織になんらかの原因で炎症が起きている状態です。これにかかると肩を動かした時の痛みに加え、ひどくなると安静にしていても、痛みを感じて眠れなくなるほどの症状をきたすこともあります。
四十肩・五十肩は大きく分けて、急性期(炎症期)、拘縮期、回復期の三つの時期に分けることができます。
急性期とは、発症後間もない時期で炎症が強く、動作時痛、安静時痛があり、三つの時期で一番辛い時期になります。
拘縮期では、炎症は治まり始め、安静時痛はなくなり、動作時痛が主な症状になります。
回復期では炎症は治まり、腕を動かす可動域も広がっていく時期です。
四十肩・五十肩は一昔前までは、痛み止めと湿布をして安静にしていれば、自然に治ると言われていました。しかし、急性期・拘縮期に関節が固まってしまい、筋力も低下してしまい、そのまま一生、肩を動かすことに支障が出てしまうことも少なくありませんでした。
大切なのは急性期をいかに早期に経過させるか、拘縮期にいかに関節や筋肉を固まらせないか、ということが予後に大きく影響します。整体院グリーンでは、それぞれの時期に合わせた施術を行います。
急性期はいかに痛みを早期に無くすかが、ポイントになりますので、無理に関節を動かしたり、運動を行わずに、徒手的な施術でポイントとなる筋肉が固まるのを予防します。また痛みを感じることによって、炎症部位周囲の筋肉を固めるように、脳から指令が出て組織を固めてしまうので、この時期は肩を動かさないようにし、病院で痛み止めや湿布、注射等の適切な処置を受けることをお勧めします。
拘縮期では、炎症も治まりつつあるので、痛みを出さない範囲で、固まるのを予防・筋力を維持することがポイントとなります。急性期同様、徒手的な施術に加え、運動を行っていきます。また自宅でもトレーニングできるように、自主トレーニングもわかりやすく説明いたします。
回復期では、炎症も治まっているので、いかに衰えた筋肉を元の状態に戻すかがポイントになります。急性期・拘縮期の施術に加え、さらに生活動作等の実用的な動作で支障が出ないように、より専門的に施術を行います。
四十肩・五十肩は、発症から施術までの期間が長くなればなるほど、改善の時期が延びていきますので、早めにご相談いただくことをお勧めします。もちろん、病院には通っているけど、施術時間が短い・物足りない感じがする場合でも、同時進行で施術を行うことも可能です。